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何の役にも立たない

LGBTブームの嘘 AERA感想とか

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「電車でベビーカーを折りたたまない母親たちを見るたびに・・・中略・・・人に迷惑かけてまで権利を主張するのはよくないな」
Aさんの話は特集の中盤に差し掛かるところ、AERA6月12日号雑誌の方で、同じカテゴリのここまで斜めからの意見でこの冒頭はとても刺さった。(リンクはweb版)

「LGBTブームの嘘」と題し、野村萬斎が右手を上げてるから野村萬斎がゲイみたいにみえちゃう。一瞬だけね。

僕とLGBT

僕の卒業した音楽大学はまあまあ閉鎖的な世界で(芸事にはゲイがつきものとよくいいますか)わりかし女性的な世界で、振付師のKABA.ちゃんとか間島さんとか演出家とか、性を超越したような人が多いよね。歴史的にもクラシック (主にオペラ)ではカストラートという声変わり前に去勢して男性の体で少年の声帯という驚異が存在していた。
全学生のうち男性が3割。そのうち1割ほどがゲイという話だった。作曲科だったので、浅く広く人付き合いしていた僕は、直接ゲイの人たちと関わった記憶はない。僕のことを好きだった先輩女性とその友人の男性が僕のことを好きで、勝手に3角関係になって勝手にもめてたという話を別の誰かから聞いたという程度。

そういえば妻と会うたびハグする後輩が居たんだけど先日、彼が男性と結婚したという報告を受けた(おめでとう!)。唯一妻に近い男性として若干の嫉妬と警戒をしていたのだが、特定の対象が居たということで安堵したような…。「学生のときから恋愛相談してたじゃないですか〜」って「そうなの?」と僕と同じリアクションを取っていた妻。
・・・何だったんだろうと思う。恋愛対象が男性で服装が若干派手なこと以外は普通の男性の後輩だと思ってた。そしてだからといって何か変わるわけではないけれど。

独特の、特別な関係性だったから嫉妬してた。
まあ嫉妬に性別は関係ないけどね。

ゲイよりもおねぇっぽい男の方がよっぽど目立ってた。
というかそんなところに居ると別に誰がどうとかそんなに誰も気にしていない。わざわざそんな噂するよりも、誰かとだれかが付き合ったとか男女関係のほうが噂の的だった。環境が差別意識の少ない女性優位というのもあっただろう。っていうか女子校みたいなノリだったかなあ?見た目では嗜好性はわからないし、同じく音楽を奏でる者として発した表現が良ければそれで感動する。そういう個性だと認めたり認めなかったり。発散する対象が”音楽”ってなんとなく具体的なのは良かったかな。

ちなみに売れてるカストラートは子供出来ないけどサオはあるから遊びまくってたらしい。

僕が思う性別

僕自身幼少より女性的な部分があった。何をもって女性的とするかはこの記事を扱うに当たっては批判を浴びそうだけど、今思えば単純に体が弱くて、屋内で女の子と遊ぶ機会が多かっただけのように思う。
そしてバレエに憧れて、強くカッコよくなりたい!ではなく、化粧をしたり美しくなりたいと思っていた(今でも)。だからといって田舎者の僕は、近所に出来たバレエスクールに通いたいなんて言えないし、男性の少ない吹奏楽部にも入れなかった。もちろん化粧も女装もしていない。
今ではそういう男子も珍しくないんだよね(女装は特殊か)。

でもまあやっぱり「都会では」という話。
マイノリティも集まればようやく市民権を得られる。どの分野でも一緒。

そうでなくとも今はこういうのもあるしねー
同性愛者の入店禁止を迫る「お客さまの声」 店側の回答は苦情主に「もう来ないでください」

あとは恋愛の話で、女性に対しての決定的な押しが弱いのを「同性の友人と思って接するね」と最後に、離れていった親しかった女性を時々思い出す。
男女か男男か女女か女男か2次元なのかわからないけど,”好きになる理由”が何かを定義付けることなんて、どんな立場でも容易ではない。

僕がなんとなく言いたいこと

前置きが長くなったけど、LGBTってひとくくりにしてるけどそれは個性のひとつであって、目が悪いとか耳が悪いとか外見に現れない身体的個性よりは社会的に、生活には困らない。SMとかロリコンとかの性的嗜好に近い感じがする。それも悪く言ってるつもりはなくて、”紅茶のミルクは先にカップに入れる”こだわりにも近い感じ。
先天性の人もいれば環境にも寄るでしょう。奥さんと子供が居て40過ぎてから「やっぱり・・・」目覚めてお母さんが二人になった家庭がテレビで紹介されたことがあった。

お父さん二人よりお母さん二人の方がいいね!なんとなく。

それを持って社会にどのように在るかは人それぞれだし、また”LGBTだからマイノリティ”という断言もできない。“障がい者”乙武さんという強固性は、それでもまだ社会的にとても強い。
むしろ無個性な僕の方がマイノリティに感じる。
普通をふつうに感じられる僕ら。内容仕事が出来ることよりも長時間労働を継続できる方が普通。給与の出ない早朝と夜に仕事するのが普通。

ふつうってなにかな?
僕のふつうはアクシデントがなければ9-17定時に仕事をあがって妻と夕飯を食べること。国際(特にヨーロッパ)的にはふつうの感覚だと思うんだけど、そんな正社員の仕事は、少なくとも国内で僕が属するIT業界に於いてはほとんどない。無個性なのに普通に生きられないことへの苦悩は、薄っぺらいアイデンティティを崩壊する。
生きてる意味を簡単に見失う。

心意気だけでスーパーヒーローに個性を与えられるような事件は、現実にはない。

冒頭書いた
「権利を主張する存在になりたくない」Aさんは確かに古い観念に寄り過ぎてる保守だと感じるけど、「混雑した電車の中でベビーカーを広げて」いるマイノリティを認めるのは”多様性”ではない。ありゃあ弱者を振りかざした、ただのわがままだ。

個性を認め、個人を尊重し、”ふつうの生き方”を選べる日本になっていってほしいと願っています。

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