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今でしょ講座より面白い!クラシック入門講座1

投稿日:2014年8月7日 更新日:

まずはじめに

先週7/28放送及び8/3朝テレビ朝日系列で放送の葉加瀬太郎氏のクラシック解説を拝見したのですが、範囲が広いからってのは分かるが、申し訳ないけどあの解説ではかいつまみ過ぎて、クラシック音楽の敷居を逆に上げてしまっているような気が致しました。
クラシック音楽をみじかに感じていただくための活動をしている立場としては、少々受け入れ難いものです。
これをきっかけにもうちょっとくだけたクラシック音楽の解説を連載していく予定です。

音楽はフィロソフィそのものでもなんでもない

どちらかというと直感的です。後で述べますが音楽の3原則は哲学が生まれるはるか昔から、自然に存在するものなのですから。
いまでしょ講座の林先生のまとめ方で、現存するクラシック音楽が志や魂というのは音楽を広く学んだ身としては大変ハラオチするのですが、フィロソフィ(哲学)というのはちょっと大げさ過ぎると思います。(卒業制作で哲学をテーマに曲を書いた前科がございますが…)。そんな解釈で言えば他の芸術やスポーツすべてに言えるコトなのですから。日本では江戸時代の識字教育の発展により、音楽より文学で名を残す人の方が歴史的にまだ多いようですけどね。
それでも音楽が特別なものだとはっきり言えるのは、100%生きとし生けるもの誰にでも感じることができるという点です。
今でしょ講座でも「すべての芸術は音楽に憧れる」と取り上げられていましたが、今日はそれについて詳しくご説明します。

音楽の基本要素

音楽の基本となる要素は「リズム」「和音」「メロディ」の3つだと言われています。3つというのはよくバランスがとれますね。

リズム

鼓動「リズム」の元祖は、生き物が誰しも持っている”鼓動”だと思います。みなさん、心臓は今も動いていますよね。”鼓動”はとてもみじかなもので、植物も呼吸をしますし、波は打ち寄せてきます。ジョン・ケージの”4分33秒”というのは、西洋音楽300年の歴史を立ち返って”鼓動”=時間というリズムの本質を導き出したような気がします。でもリズムを中心とした面白い作曲家はやはりバルトークでしょう。古いものではハイドンも計算されつくしてていいし、プロコフィエフもリズム寄りだと思います。

和音

「和音(ハーモニー)」ですが、こちらも自然界に存在するものですが、「リズム」が”鼓動”だったのに対し「和音」は音そのもの、”振動”と考えられるでしょう。その理由は和音の成り立ちにあるのですが、和音というのは倍音によって解析出来ます。倍音に関する周波数などの難しい話はそのうちやりますが、例えばピアノのダンパーペダルを踏んだ状態で一番低いドの鍵盤を強く叩くと、その上のドソドミソシ・・・の音が同時に鳴ります。オクターブというのは倍の周波数で、3倍が属音・・・と、波形が重なるため共鳴するんですね。
共鳴ってとても凄くて、一番有名なのはディ・ステファノってイタリアの歌手が、舞台と反対側のステンドグラスを全部割ったそうです。そういうジャンルもあります(どういうジャンル?)
和音がキレイな作曲家はチャイコフスキーが代表なんですけども、メンデルスゾーンも独特でいい。基本はもちろんヘンデルがイギリスで完成させていて、それでも「これは俺が生み出したコード(和音)だ!」と拘り続けたジョン・レノンとビートルズも、もはや外せないと思います。

➡︎波形の方は上手く書けなくて分かり易い説明を見つけたのでこちら参考まで。

メロディ

甘えん坊子犬最後に皆さんお待ちかね「メロディ」です。「メロディ」の元になるのは”言葉”です。僕やシューベルトが得意な部分です(僕を一番先に書くという)。意思表示をする時に人は声に抑揚をつけますね。嬉しい時は高らかに笑い、悲しい時は小さな声でうめきます。犬も威嚇する時は低い声で吠えるし、甘える時は高い声でくんくんと鳴きます。イルカやコウモリは超音波を発します。
大きい小さい、高い低いの抑揚の組み合わせて我々が”言葉”でもって意思表示するのと同じように、「メロディ」が成り立ちそしてそれをそのまま感じるわけです。

音楽って、生きていることの訴えなんですね。
そういう意味ではフィロソフィそのもので間違いないかもしれません。

さいごに

ヴァイオリン演奏やっぱり今でしょ講座で下品なヴァイオリンを披露した葉加瀬太郎氏をディスりたくなってしまうのですが、僕の認識では既に彼はクラシックの演奏家ではなくて、今ではロックヴァイオリ二スト兼プロデューサーなのです。(ともかくもヴァイオリンでまともな音で演奏するのはとてつもなく難しいのですから。かまぼこ職人くらい)
さらに名前が売れてしまって、期待度が高い中で、ピアノはよっぽど苦手だったんだろうな、凄まじく震えながら演奏して、間違って、こんな感じと言葉で誤魔化していたのが印象的でした。

芸術として最も高尚な音楽を、クラシックという伝説に則って演奏するという多大なリスクについてもお話ししなければなりません。

でも個人的には音楽以外はシモのコトしか考えなかったモーツァルトや、行き過ぎた妄想力のベートーヴェンなど、まずは偉大な作曲家の人柄をみじかに感じながら書いていけたら楽しいかなと思います。

ではまた

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