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祖母の臨終のとき

投稿日:2014年7月8日 更新日:

祖母が先日亡くなりまして、昨夜から葬儀場に泊まっています。
とはいっても血縁ではないので、特にやるコトもなくブログでも書いてる始末です。

妻の母方の祖母なのですが、2週間前に危篤の知らせを聞いた週末に、2時間電車を乗り継いで初めてお会い出来ました。その時は一時期に比べればだいぶ体調もよかったらしく、「香織の夫です」と挨拶したところ、「イイ男だね、私が貰いたい」と抱きつかれるほどでした。
「また会いに来ますね」と言ったきりのお別れとなりました。

それでも、生前にお会いできたことはとても良かったと思います。

祖母は下駄職人でした(すげ職人というそうです)。
祖母は大きな女性でした。
はっきりしていて男勝りで竹を割ったような性格でした。
朝昼晩掃除をしていました。
かんぴょうが好きでした。
普通の饅頭より葬式饅頭が好きでした。
よく嫁ともめました。
ちゃんと話し合って暮らしてました。
おじいさんを7年前に亡くしました。
老人ホームへ入る話もありました。
祖母は長く暮らした土地に戻りたいと言いました。
孫の名義で新しい家を建てました。
祖母は要介護3でした。
ほとんど寝たきりでした。
嫁が「私が面倒をみるから」といいました。
終末は自宅で迎えました。

臨終の際、仲の良い姪が会いに来てくれました。
「わかるよ」と言って手を握りました。
でも帰りに挨拶した時は、
力なくうなずく程度でした。
翌朝、祖母は目覚めることなく息をひきとりました。

僕が祖母に会って感じたことは、
老化が進んで体は不自由になったけど、
意識ははっきりしていてコミュニケーションが取れていたこと。
僕を義母の旦那と間違えて笑う姿がとても印象的でした。

同じ言葉を繰り返していたのは、
ボケていたからじゃなくて、うまく伝えられないから。
話したいことはたくさんあるのに、
頭の中は巡っているのに、
喉に痰が絡んでうまく発語が出来ない。
それがつらいから、
通じる短い言葉を繰り返す。

自身で痰も取れなくて、
息子に棒を入れて取ってもらう。
当然、シモの世話もやってもらう。
そんな状態の自分を受け入れるのはどんなに辛かろう。
人は、
衰えていく自分を認められず、
受け入れないために認知症になるそうです。
祖母はそれを乗り越え、
臨終の際まで意識はしっかりとしていました。
最期までみんなと冗談を言い合う為に。

それだけ、
幸せな終末を迎えたんだと思います。

享年88歳
往生しました。

生きてるウチにもっとお話し聞きたかったけど、
僕ももっとイイ男をなれるよう生きて頑張るから、
来世でまた会いましょう。

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